一般内科

かぜやインフルエンザ、急性胃腸炎、気管支喘息、肺炎、不整脈、心不全、腎盂腎炎、各種アレルギー疾患、頭痛、眩暈などなんでも調子の悪い時はご相談下さい。
次のような症状の患者さまはお気軽にご相談ください。

  •  発熱、咳、喉の痛み
  • 腹痛、嘔吐、下痢、便秘
  • 頭痛、めまい
  • 胸の痛み、動悸
  • 血尿
  • 倦怠感、体重減少 など

不定愁訴(原因のはっきりしない体の不調)についてもご相談ください。

風邪

風邪2023.5現在、新型コロナウィルスの検査を当院では行っておりません。
受診日に37.5℃以上の症状の方は、
感染症ダイヤル:0570-056774へお問い合わせお願いいたします。

 

一般的に上気道(鼻・咽頭・喉頭)の急性炎症のおこる病気を「かぜ症候群」と言います。咳、鼻水、のどの痛み、頭痛、関節痛、全身痛などの症状が出ます。熱が出ないインフルエンザ・溶連菌感染症もあり、注意が必要です。風邪で抗生物質の処方を希望する患者さん」がいらっしゃいますが、風はウィルス感染であり、抗生物質は効果がありません。かえって、抗生物質の効かない菌が住み着きやすくなります。

インフルエンザ(2023.5現在検査は行っておりません)

「インフルエンザ」は、インフルエンザウィルスによって引き起こされる呼吸器感染症です。普通の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴です。1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。ほとんどの場合、症状が3~7日間続いた後、良くなって行きますが、気管支炎や肺炎を併発しやすく、まれにですが脳炎を起こす場合があります。

インフルエンザの特徴

潜伏期間

1~3日感染経路

感染経路

おもに飛沫感染
(くしゃみや咳などで唾液や鼻水が飛び散って移る)

症状

悪寒、頭痛、関節痛、倦怠感とともに急激な38℃以上の高熱で始まることが多く、咳、痰、 さらに呼吸困難を起こすことも少なくありません。時に、腹痛、下痢などの胃腸炎症状も起こします。高熱が数日持続して、1週間ほどで回復に向かうのが普通です。

診断

富士ドライケム

簡単な診断キットがあり、一般には、外来で鼻の穴に綿棒を入れて鼻水をとるか、のどの奥の拭い液を取り、インフルエンザウィルスがいるかどうかを調べます。A型かB型かの診断もできます。
発症して12時間ほどは検査しても検体の中にあるインフルエンザウィルスの量が少ないために、感染していても陰性になる場合が多いと言われています。原クリニックでは、新発売の診断キットを使って、判定時間5分。陽性症例では90%以上が2分以内に判定可能となり、インフルエンザ診療のさらなる効率化と患者さんの院内滞在時間の短縮を目指します。

原クリニックでは富士フィルムが開発した、発症してまもない、少ないウィルスでも診断できるキットを使って早期診断を行っています(15分かかります)。
発症してすぐ診断できるので、当日から治療が開始できます。学校や職場へ早く復帰できますね!

早く、元気になれます!

治療

タミフル、リレンザ、イナビルといった特効薬があり、急速に回復します。特効薬を使わなくてもほとんどは自然に回復します。症状緩和のため、解熱薬、咳止め、抗ヒスタミン薬も合わせて使用します。2018年からは、ゾフルーザという1回内服するだけの薬が発売されましたが、実績は不明です。インフレンザにかかって、嘔吐をする患者さんもいますから、飲んで嘔吐しては効果がなくなってしまいます。考えどころです。内服が困難な患者さんにはラピアクタという点滴があります。

療養期間

完全に解熱後、48時間は感染の可能性があるので、自宅療養しましょう。学校保健安全法により、児童・生徒がインフルエンザと診断された場合、

発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで登校しないこととされています。

文部科学省ホームページ

グラクソスミスクライン社ホームページより

グラクソスミスクライン社ホームページより

特効薬ですぐ解熱しても、咳や鼻水は1~2週間続くことがありますが、解熱後48時間経過すれば、感染はしません。

溶連菌感染症(2023.5現在検査は行っておりません)

溶連菌という細菌よっておこる病気です。小さなお子さんから小学生がかかる病気として知られていますが、大人にも普通に見られます。ほとんどの場合、咽頭痛・発熱といった風邪と同じような症状を呈しますが、ごく一部ですが、身体に真っ赤な発疹ができる猩紅熱という病気を起こすこともあります。患者さんの咳やくしゃみが飛び散り、それを吸い込んで感染します(飛沫感染)。感染してから、発症するまでの潜伏期間は2~7です。のどの粘液の検査で数分で診断できます。
ペニシリン系(サワシリンなど)を10~14日間内服することが推奨されていますが、その他の抗生物質を短期間内服するだけでも良いと言われています。
まれですが、回復後、2~4週間してから急性腎炎・リウマチ熱・アレルギー性紫斑病などを引き起こすことがあります。
症状を訴えにくい子供では、急性腎炎の発見のために、回復後、検尿をする病医院もあります。発症して、熱のある時期は移りやすいので、学校はお休みします。

肺炎

発熱、咳が長く続く。胸が痛い。こんな場合は風邪ではなく肺炎の場合があります。風邪かなと自己診断せず、症状がひどいときは受診して下さい。原クリニックでは、胸部レントゲン検査、胸部CTスキャン検査や、数分で結果がわかる血液検査(白血球数、CRP)を行い、院内での抗生物質点滴、重傷者は近隣の病院への紹介の判断を行っています。
マイコプラズマ肺炎は15分で判定できる「検査キット」により、迅速診断を行っています。マイコプラズマ肺炎は使用する抗生物質が他の肺炎とは異なります。
肺炎球菌による肺炎は頻度が高く、重症化しやすいです。ワクチンがあります。
65歳以上の方は、綾瀬市・海老名市・座間市では何歳でも予防接種が公費補助で受けられます。 

肺炎球菌ワクチンの詳細はこちら>>

急性胃腸炎

腹痛おう吐、下痢、腹痛、発熱、頭痛、関節痛などの症状が見られます。発病初期は胃が痛い、お腹がはるといった症状だけのことも多く、胃が痛い、下痢をした、という一部の症状だけの時もあります。ウィルス性の病気で、「おなかの風邪」とか「今年の風邪はおなかに来る」などと言われることがあり、感染性胃腸炎、感冒性胃腸炎などの別名があります。ノロウィルス、ロタウィルスもこの病気の一部です。普通のありふれた病気でほとんどの場合は重症になることはありませんが、高齢の方がかかると重症化して問題になることがあります。かかった時は脱水対策です。水、お茶、スポーツドリンクなどの水分補給を心がけて下さい。少しでも栄養を取った方が良いと無理に食事をするのは吐き気がひどくなって逆効果です。下痢は無理に止める必要はありません。おう吐や下痢はおなかの中にある悪いものを出す防御反応なのです。

尿路感染症

膀胱炎

残尿感、頻尿、排尿時痛がみられます。

腎盂腎炎

膀胱炎の症状や発熱、背中の痛みがあります。
これらは抗生物質、抗菌薬が有効です。腎盂腎炎は重症化すると命にかかわることがあり、入院治療が必要なときもあります。

TEL 0467-79-8348

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