糖尿病レシピ
食事療法でお悩みが多いのは、なんといっても毎日のレシピです。普通の食事でも毎日の献立を考えるのは億劫なものですが、糖尿病の場合、さまざまな制限があるため特に面倒で、同じものを繰り返し作ってしまう方も多いと思います。
食事の楽しみがなくなっていくと、食事制限を続ける気力がなくなってしまったり、不満が積み重なってドカ食いしてしまうこともあります。
楽に、そしておいしく食事制限を守るためには、食品交換表を使いこなすことと、ネットで糖尿病用の食事制限レシピを検索することが役立ちます。
より効果的でご自分に合った食事療法を知るようにしていくことも重要です。カロリー制限の仕方にもいろいろありますから、無理せず、気負わず、できることから続けていきましょう。
食品交換表やインターネットのサイトを使いこなそう!
自分が1日に必要なカロリーが何単位あって、朝昼晩と3食にどう振り分けるかです。
20単位ある場合には、朝6単位、昼7単位、夜7単位にして必要な食材をリストアップして組み合わせるだけで十分です。
表は1~6までのカテゴリーに分かれているので、各カテゴリーから1つずつ選ぶようにすれば栄養バランスもとることができます。
糖尿病の食事療法メニューのレシピを公開しているサイトはたくさんあります。こうしたサイトを参考にして、好みのレシピを集めてください。主菜と副菜、主食といった食事メニューすべてを含んだレシピから真似していき、慣れてきたらいろいろなレシピを組み合わせてメニューを組んでいきます。
食品交換表から食べたい食材をリストアップして、「糖尿病レシピ食材名1食材名2」などと検索窓に入力して探すのも有効です。
アレンジには置き換えを
レシピをアレンジしたい場合には、食品交換表を確認して、同じカテゴリーにある食材同士で変更するといったことを心がければレシピの幅も広がります。そのうち、冷蔵庫にあるものや、いただきもの、安売りで思わず買ってしまったものなども、商品交換表を見ながら有効に使えるようになっていきます。
糖尿病でもセーフなスイーツ
甘いものが好きな方が甘味を我慢するのは大きなストレスです。現在は、糖尿病の方向けに作られたお菓子がありますし、ネット検索で血糖値を上げにくいお菓子レシピも見つかります。1日の食事量を少しセーブして、その代りとしてオヤツにそうしたお菓子を食べることも可能です。
炭水化物の小麦ではなく豆類の粉やおから、砂糖ではなく糖アルコールやステビアなどの甘味料、カロリーゼロのキャンディやチョコレート、無脂肪のヨーグルトや牛乳など、糖尿病でも安心して食べられるスイーツの材料はさまざまなものがあります。市販のものでしたら、低糖質・砂糖不使用・低GI、低カロリーといった表示を確かめましょう。
甘いものを摂取するタイミングはできれば昼間の方が望ましいとされています。こうしたことにも気を付けて、スイーツを楽しんでください。